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相続手続き | 静岡東部相続遺言相談室 - Part 2

沼津の方より不動産相続に関するご相談

2022年07月01日

Q:遠方にある不動産相続手続きで困っています。司法書士事務所に伺うべきでしょうか。(沼津)

父が亡くなり、唯一の相続人である私が沼津にある実家と父の故郷である鹿児島の不動産を相続しました。他に相続人がいないため遺産分割協議を行う必要もなく、相続自体は揉めようがありません。しかしながらむしろ手続きを全て一人でやらなければならないため、仕事をしている身としては非常に困っています。

どのような土地なのか一度は訪問すべきとは思っていますが、手続きのために何度も鹿児島に行くことは、費用の面からも避けたいと思っています。不動産相続の手続きはやはり各地域の法務局で行わなければならないのでしょうか。可能であれば沼津の法務局で手続きをしたいです。(沼津)

A  実際に不動産相続した地域に赴いて手続きをする必要はありませんのでご安心ください。

不動産相続の相続登記申請は、不動産の所在地を管轄する法務局で行う必要があり、複数地域の不動産を相続した場合は各地域の法務局で不動産相続手続きを行います。しかしながら、実際に赴いて行う必要はありません。

不動産相続手続きの申請方法をご紹介します。

①窓口申請:各地域の法務局窓口で申請する方法です。法務局の開局日と開局時間を確認してから訪問しましょう。

②オンライン申請:パソコンに「申請用総合ソフト」をインストールしたうえで申請します。登記申請書を作成し,その情報を管轄の登記所に送信します。日本全国の法務局がオンライン申請に対応しています。

③郵送申請:申請書を作成して郵送で送付します。申請内容にミスがあった場合、郵送でのやり取りを重ねることになるため時間がかかります。送付先に到着ミスがあった際に確認できるよう必ず簡易書留以上の方法で送付します。また、こちらの住所氏名を記載した返信用封筒を同封しておくとスムーズです。

不動産相続の登記申請は申請書の書き方など厳密なルール多々あります。1つでもミスがあると申請者自身で修正をしなければなりませんので、ご自分で進めるのがご心配な方やお時間のない方は専門家にご相談ください。

不動産相続手続きは正確かつ迅速に行う必要がありますので、相続が発生した際は不動産相続手続きを得意とする静岡東部相続遺言相談室の専門家にお任せください。
沼津をはじめ、多数の地域の皆様から相続手続き全般に関するご依頼を承っている静岡東部相続遺言相談室の専門家が、沼津の皆様の相続手続きがよりよいものになるよう、手続き完了までしっかりとサポートをさせていただきます。
初回のご相談は無料でお伺いしておりますので、沼津の皆様、ならびに沼津で不動産相続手続きができる事務所をお探しの皆様におかれましてはお気軽にご連絡ください。

三島の方より相続のご相談

2022年03月01日

Q:相続の手続きをしたことがありません。司法書士の先生に詳しく教えていただきたいです。(三島)

先月、三島市の自宅で一緒に暮らしていた妻が亡くなりました。馴染み深い地元の三島市で葬儀場を探し、先週葬式を終えたところですが、相続の事に関しては全くの無知で何をするべきかなどがわからず困っています。遺産は特に目立ったものもなく、自宅や通帳預金くらいかと思います。手続きの進め方や用意するものなど相続について教えてください。(三島)

A:相続手続きには提出期限があるものもあります。お困り事などもぜひ専門家に相談しましょう。

この度は静岡東部相続遺言相談室にご相談いただき、誠にありがとうございます。

まず、被相続人が生前に書き残した遺言書がないかを確認します。基本的に民法で定められた法定相続よりも遺言書に書かれた内容が優先されますので、ご自宅での遺品整理の際、遺言書を必ず探して下さい。

遺言書が見つからなかった場合、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を取得し、相続人を確定させます。遺産相続の手続きの際に使用するため、他の相続人の戸籍謄本も取り寄せておきましょう。

続いて、被相続人の相続財産について調査します。相続財産全体の内容が一目でわかるように相続財産目録を作成します。作成するにあたって不動産の登記事項証明書、固定資産税の納税通知書、銀行の通帳などを集めます。銀行の通帳がみあたらない場合や近日中に記帳されていなければ、亡くなった日を基準として残高証明書を取り寄せましょう。また不動産の所在が分からない時には該当する市町区村に名寄帳を請求することで、その市内に存在する被相続人名義の不動産の有無がつかめます。

基本的な準備は以上になります。その後、遺産を誰にどのように分割するかを相続人全員で話し合う遺産分割協議を行います。話し合いで遺産の分割方法を決めた後、決定内容を遺産分割協議書に記載し、相続人全員で署名・押印を行います。遺産分割協議書は、相続手続きで取得した不動産の名義変更や被相続人の預貯金を引き出す際にも必要となりますので、管理に気を付けましょう。

静岡東部相続遺言相談室では、三島にお住まいの皆さまの相続に関するお困り事やご相談に寄り添ってサポートさせていただきます。相続手続きでは手間やアクシデントが多々ありますが、様々な相続手続きのサポートを経験豊富な専門家がお手伝いさせていただいております。三島・三島近郊の皆さま、手続きや相続人トラブル等でお悩みの際はもちろん、少しでも相続について不安な事がありましたら、まずは無料相談をご利用ください。

沼津の方より相続についてのご相談

2021年12月01日

Q:司法書士の先生に遺産相続についてお聞きしたいのですが、母の相続財産が不動産しかない場合、姉妹で分けることは可能でしょうか。(沼津)

2カ月前母が亡くなり、遺産相続をすることになりました。姉と私は都内に勤務していて、父とは5年前に死別しているため、母は沼津の実家で独り暮らしをしていました。ですが、姉と二人でよく顔を出しに行っていたため、家族仲も非常に良い方だと思います。

沼津市内の葬儀場で葬式が終わった後、母の遺産を調べていたのですが、沼津にある自宅と沼津郊外のマンションだけでした。

遺産相続にあまり詳しくなく、現金ではない遺産は分けることができるのでしょうか。なるべく均等に分けたいです。また、その方法も教えていただきたいです。 (沼津)

A:相続財産が不動産だけの遺産相続でも、均等に分配することは可能です。

この度は、静岡東部 相続遺言相談室へご相談いただきありがとうございます。
早速ですがまず、お母様の遺言書が残されていないかご確認ください。
遺産相続では、遺言書があるかないかで後の遺産分割は大きく変わります。

遺産相続をする際に遺言書があると、その遺言書に書かれた内容に従って遺産分割を進めるため、遺産の分割方法について話し合う遺産分割協議は原則必要ありません。

今回は遺言書がないことを前提として遺産相続の進め方をお話しさせていただきます。
残された財産は被相続人が亡くなった時点で相続人の共有財産となるため、遺産分割を行わなければ個人が自由に取りあつかうことができません。

ですので、お母様が残された不動産に関してもご相談者様とお姉様の財産となり、お二人でよく話し合って遺産分割を行いましょう。
分割の仕方にも様々な方法がありますので、それぞれご紹介します。

【換価分割】
遺産となる不動産を売却し、それを現金化してから、相続人の方々で分割する方法です。
今回のご相談者様の場合、まずはお母様のご自宅とマンションの評価を受けた後に、遺産分割についてご姉妹でご相談されることを推奨します。

【現物分割】
そのままの形で遺産を分割する方法です。
今回のご相談者様で置き換えると、お姉様が沼津のご自宅、妹様がマンションというように不動産をそのままの形で相続します。この分割方法は不動産評価がすべて同じとは限らないため、不公平が生じる可能性があります。しかし、相続人となる方全員が納得すれば遺産相続がスムーズに進められるでしょう。

【代償分割】
相続人のうち一人ないし何人かが被相続人の遺産を相続して、残った相続人へ代償金・代償財産を支払う方法です。
不動産を手放すことなく遺産分割を行うことができるため、相続した自宅に相続人が住んでいる場合などに最適な方法かと思われます。ただ、代償金として支払う額の現金を、財産を相続した側が持ち合わせていなければいけません。

静岡東部 相続遺言相談室では、沼津の皆様に遺産相続手続きについて分かりやすくご説明できるよう、遺産相続手続きの専門家による無料相談の場を設けております。また、今回のような遺産相続のみならず、相続全般の知識を備えた専門家が丁寧に対応させていただいております。沼津にお住まいで、お困り事がある方は遠慮なくお問合せください。沼津・沼津近郊にお住まいの皆様からのご連絡をスタッフ一同心よりお待ちしております。

 

 

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